ミル打ち加工とは
ミル打ち加工は、ミルタガネやミルの形をしたローラーを使用して、無数の丸い粒が連なっている模様を彫る装飾技法でヨーロッパから伝わった彫金加工です。ミルタガネを使用したミル打ちは熟練した職人がひとつひとつ丁寧に手作業で均一に彫っていきます。とても技術がいる加工です。
ミルの意味
ミル打ちの「ミル」という言葉は、ラテン語の「ミルグレイン」が由来で、日本語にすると「千の粒」という意味となります。また、子宝に恵まれるなど意味も込められていて、とても縁起の良い加工と古くからヨーロッパでは考えられています。
ミル打ち加工の魅力
一つ一つの粒は全て、金属が彫られてできたものなのでキラキラと輝き、とても上品で男性女性に問わず人気のある加工です。また、シンプルなデザインもミル打ちをする事によってアンティークな雰囲気を演出してくれます。
サイズについて
ミル打ちを加えるタガネには、大きなものから小さなものまで様々なサイズがあります。ミルのサイズで指輪の印象がかなり変わります。
結婚指輪のミル打ち加工サンプル
上下のミル打ちリング
センターに一本のミル打ちリング
